燃え尽きないこと
長く自分の会社を創業し経営していると、途中、「もうやめたい」と思う時が誰でもあると思う。
ベン・ホロウィッツの”Hard Things”に書かれているのと同様、事業の大小の差こそあれ、
会社を経営するということは、胆力がないとできないほどの辛苦の道である。
安定した微風の中での飛行はなく、常に乱気流の中での飛行が経営だ。
最近よく思うのが、創業経営者としては燃え尽きないようにすることが大事なんだろうなと
いうことだ。社員でも同様に大切なことであるとは思うが、社員の場合、燃え尽きると
別の会社に行くという選択肢もある。
創業経営者にはそんなに簡単にとれる選択肢ではない。
どこかのブログに書いてあったが、燃え尽きてしまったら、事業はたたむか、別の人に社長になってもらうしかない。
それでも、創業経営者というのは、基本的に負けず嫌いが多いので、それはそれで負けを認めたことになり、
さらに精神的に打撃をこうむり、次の事業にすら意欲を燃やせなくなる。
じゃあ、燃え尽きないようにするには、どうしたらよいか。
自分をわくわくさせる新しいことにチャレンジすることだと思う。
これまでなかった環境に身をおいたり、これまであったことのない人にあったり、これまでやったことのない仕事に手を染めてみたり。
新しいチャレンジは、心のリセットに役立つ。これからも敢えて新しいことにチャレンジしていこうと思う。