日本の学校でもリーダーシップをもっと教えたほうがいい
今息子のいっているアメリカのハイスクールでは、定期的にリーダーシップについてのセミナーやシンポジウムが開かれているようです。
今回は、コミュニティにおいて結果を出せるリーダーシップを発揮できるようになるために必要なスキルや考え方を学ぶというのが目的で、とくにソーシャル・アントレプレナーシップをテーマに討議するようです。
そういえば、息子のいっていた日本のインターでも、小学校時代からリーダーシップについてはそれが何を意味するかということを説明したり、実際に子供達がいろいろな形でリーダーシップをとるチャンスが与えられたりしていました。
最近の日本の学校の様子はわからないのですが、私の見聞きしている限りでは、リーダーシップについて定期的に学校側が情報提供したことはなかったように思います。
トップになることと、リーダーシップを見せることは、実は同一のことではない。レストランのアルバイトでもリーダーシップを見せることはできるし、一人のエンジニアがリーダーシップを発揮することもできるのです。
現在の日本をみると、もっと住みやすい国にするために国民一人一人がリーダーシップを発揮する活力が必要だと思います。そのためには、リーダーシッ プを発揮したいとか、リーダーになって社会を変えようという意気込みをもつ人が一人でも多く輩出されないとだめです。私は、日本の学校でもっとリーダー シップについて教えるべきだと思います。やはり子供達には、良いモデルが必要ですし、目指せる先を見せることが大切です。そんな人たちがもっと多くでてく れば、「1億総活躍」の担当相なんていうのなんか、ほんといりませんよ。