「まだ女子は日本で育てないほうが良さそうです」・・男女平等ランキング、日本は過去最低111位
2016年10月26日に「男女平等ランキングでの日本の順位が前年よりさらに下がり111位となったという記事がでました。
いろいろな女性がSNSで記事をシェアしてコメントされていましたが、
その中で平山佐知子さんという方のコメントに、
「まだ女子は日本で育てないほうが良さそうです。上位国の女性の働き方やライフスタイルを知らないと、負の連鎖は続きます。」
というのがあり、なるほどなと思いました。
どのような選択肢が女性としてあるのかを知っていると知っていないでは大きな違いです。
日本の中だけにいると、世界の女性の常識がわからなくなります。
この前に母校の女子大でキャリアについて話したときに、
たとえば起業するという選択肢は女性にもあることについて、
話を聞いて初めて気づいたという学生すらいて驚きましたが、
こういう情報格差によって、女性が自ら自分の可能性にふたをしている
ことが多々日本で起こっていると思います。
同じことが地方格差や業界格差として存在していて、
IT業界だと、たしかに起業している女性も多く目にすることもありますが、
別の業界だと企業のトップはやはり男性で占められていることが多いですし、
そんな中で働く女性は、ガラスの天井を感じつつ、
どこかであきらめていくパターンも多いんじゃないでしょうか。
そういった意味で、女性がより自分の人生をコントロールしてはつらつと生きられる様を見れる環境で女の子を育てるのは、一理あるんじゃないかと思いました。
ただ、そうやって育った女性は、日本の社会が変わってなければ、おそらく戻ってこないでしょうね。。
逆に、男の子の育て方を変えるという手があるのでは?
母親がもっと外にでて働いていれば、男の子はそういった母親を
目にして育つわけですから、将来自分の妻が働くのも当然になり、
妻に母親の役割を期待することも減るんじゃないかと思います。
そうすれば、より対等なパートナーとしての男女関係も築けて、
どっちもハッピーになるんじゃないかなーと思います。
なんとか負の連鎖は断ち切りたいものです。