「起業家という選択」・・母校キャリアプログラムでの講義
母校の神戸女学院大学のキャリアプロフィールというコースの講義に本日行ってきました。
今回は、女性のキャリアの中に起業家という選択があるということを特に学生たちに伝えたかったので、「起業家という選択」というタイトルにしました。
起業はどうやってするの?起業って何?なぜするのということを私自身の経験談から話したわけですが、講義の後に書いてもらうレポートの中で、結構多くの学生が、今まで起業家という道を仕事のオプションのひとつとして考えたことがなかったけど今日の話を聞いて、リスクもあって大変そうだけどやりがいもあって楽しそうだ、こんな選択肢もあるんだと思ったということを書いてくれていて、たいへん嬉しかったです。
それと同時に、自分で起業するということが、大学生の彼女たちにとってまだまだ遠い世界なんだということも認識しました。
この前メディアで活躍されている女性たちとお食事をしたときに、成功している彼女たちですら、会社の中でガラスの天井があることを感じるとおっしゃってました。
このコースは、卒業生が自分たちのキャリアを在学生にシェアすることで、いろいろな選択肢を若い女性たちに示せる素晴らしいものだったのですが、残念ながらカリキュラムの変更で今年が最終。今後も異なる形で、女性一人一人がより多くの選択肢を持ち、主体的に選択できる社会への実現に貢献して行きたいです。